鶴岡天神祭
鶴岡天神祭は、山形のお祭りの中でも有名なお祭りの一つです。毎年5月25日に開催されています。
前日の5月24日から鶴岡公園内には露店が並び、宵祭も行われ多くの観光客でにぎわっています。
鶴岡市の天神祭(化けものまつり)目次
1.鶴岡天神祭
2.鶴岡天満宮
3.鶴岡天神祭の歴史
4.化けものまつり
5.鶴岡天満宮での神事
天狗舞
獅子舞
6.鶴岡天神祭プレイベント
鶴岡天満宮
学問の神様として名高い菅原道真公をお祀りしているのが、鶴岡天満宮です。合格祈願の神社・パワースポットとして有名で、多くの受験生やそのご家族などが参拝に訪れています。また、豊作祈願、災難除けや海難除けなどにもご利益があるといわれています。御朱印も頂くことができます。
鶴岡天神祭の歴史
鶴岡天神祭は、鶴岡天満宮の例祭になります。901年菅原道真公が九州太宰府に配流される際に、道真公を慕う人々が別れを惜しんで密かに変装して酒を酌み交わしたことが由来と言い伝えられています。時の権力にはばかるために、道真公を慕う人々が変装までしたといわれています。それだけ道真公が人々に慕われていたという証しではないでしょうか。
鶴岡天神祭の始まりは、江戸時代といわれています。しかし、現在の「化けものまつり」と呼ばれるスタイルになったのは明治時代だそうです。菅原道真公をお祀りしている神社は全国一万以上あるらしいのですが、「化けものまつり」と呼ばれる独自のスタイルをもっているのは鶴岡天神祭だけです。東北の奇祭ともいわれています。
化けものまつり
鶴岡天神祭は、「化けものまつり」と呼ばれ鶴岡市鶴岡公園の周辺を練り歩きます。毎年5月25日には鶴岡市内の道路が閉鎖され、「化けもの」に変装した子どもから大人など大勢の人々がお酒やジュースを無言で振る舞いながら鶴岡市内を練り歩きます。
鶴岡天満宮での神事
鶴岡天満宮内では天神祭が行われる毎年5月25日に4回、天狗舞と獅子舞が奉納されています。
天狗舞
天狗舞は約300年の歴史があるといわれています。
獅子舞
獅子舞の獅子に頭を噛んでもらうと無病息災のご利益があり厄除けになるといわれています。観光客の多くも無病息災を願い、獅子の大きい口に噛まれています。大きく口を開いた獅子に、よく小さい子どもが泣き叫ぶ光景が風物詩となっています。
鶴岡天神祭プレイベント
鶴岡駅では鶴岡天神祭プレイベントとして、天神祭パレードの前に吹奏楽ジョイフルコンサートが開催されています。鶴岡市内の高校生が主体となり、中学校・高校の吹奏楽部が演奏します。吹奏楽の演奏だけではなく、歌ありダンスありと各校オリジナルのステージを楽しむことができます。入部したばかりの1年生が踊る初々しいダンスが可愛らしいです。